東洋療法学校協会の公式サイトで「東洋療法雑学事典」が更新されています。
「煙のでないタイプのお灸(きゅう)を知りたいのですが? 」という疑問とそれに対する回答が掲載されています。
お灸は、艾(もぐさ)に火をつけて燃やし、その熱刺激によって体調を整える治療法です。
お灸は今から二千年以上も前に中国で発祥したといわれています。
中国の北部といわれていますので、寒い地方で生まれた治療技術なんですね。
このお灸ですが、一般的には火を使い、もぐさを燃やしますので煙が出ます。
独特のにおいがしますが、決して不快な煙ではなく、この香りが好きだという人もいるようですね。
火を使いますので、一般的には煙が発生しますが、煙が出ないものもあるんですね。
炭を燃やして熱を発生させるタイプなどはその典型的なものです。
あるいは、火も使わないタイプのものもあります。
ちょうど、カイロのようなタイプです。
また、専用の温熱器具を利用した電気温灸器のようなものもありますので、これならば煙は発生しませんね。
そうなると、体の一部分を温めることができればお灸の一種ということになりそうです。
ただ、もぐさを直接皮膚の上に置いて火をつけることで特有の効果がある、という実験もあります。
もぐさの成分が皮膚を通して体に影響していく、といわれています。
いずれにしても、古くからされてきたお灸には、さまざまなタイプのものが存在するんですね。
「東洋療法雑学事典」の中では、今回の質問の回答は次のように書かれています。
東洋療法雑学事典では、一般の人が思われるような素朴な疑問に答えています。下記も是非ご参照ください。
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