東洋療法学校協会の公式サイトで「東洋療法雑学事典」が更新されています。
「どのような人が鍼灸(しんきゅう)の学校に入学するのですか? 」という疑問とそれに対する回答が掲載されています。
鍼灸師になるには国家試験に合格して免許を取得する必要があります。
「はり師」と「きゅう師」の2つの国家資格で鍼灸師ということになります。
そして、この鍼灸の免許を取得するには、鍼灸学校に通う必要があるんですね。
では、どのような人が鍼灸学校に入学するのかというと、「高校卒業以上」の資格が必要です。
高校卒業後にすぐに入学する人もいれば、一度社会に出て別の仕事をしてから入学する人もいるんですね。
そのため、鍼灸学校の学生の年齢層は20代から60代、というようにバリエーションに富んでいます。
一度社会に出てから鍼灸師を目指す人は、さまざまな業種から鍼灸の世界に入りますが、医療関連の人もいらっしゃいます。
看護師の人、介護や福祉の人、理学療法士の人など、さまざまです。
逆に、鍼灸師になってから別の医療の勉強をさらにしていく、というケースもあるかと思います。
鍼灸の国家試験についてはこちらもご参照ください。
⇒ 鍼灸師は国家資格
「東洋療法雑学事典」の中では、今回の質問の回答は次のように書かれています。
鍼灸(しんきゅう)学校に入学される方の経歴や年齢は様々です。高校を卒業してすぐの人もいれば、一度就職をしたけれど鍼灸(しんきゅう)師を目指す人、医療関係の仕事をしていて治療の幅を広げようとする人、主婦業をしながら学校に通っている人など様々です。老若男女、年齢層も幅広いです。鍼(はり)師や灸(きゅう)師、あん摩マッサージ指圧師になりたいという強い意志があれば、これまでの経歴や年齢は問われません。
鍼灸を学んでみたいという人は、お住まいの地域から通える鍼灸学校を探してみてください。
東洋療法学校協会に加盟している学校は、学校協会のホームページをご参照ください。
東洋療法雑学事典では、一般の人が思われるような素朴な疑問に答えています。下記も是非ご参照ください。
その他さまざまなQ&Aは東洋療法学校協会のページで紹介されていますので是非ご覧ください。
公益社団法人 東洋療法学校協会は、下記を活動目的としている団体です。
→ 東洋療法学校協会はこちら
(「東洋療法雑学事典」のページをご確認ください)
鍼灸についての基本情報をまとめた「鍼灸ファクトブック」も当サイトにはございますので是非ご覧ください。