中国の医療支援によりザンビアでも鍼灸治療が人気という記事が、中国の国営通信社の英語版アフリカ情報サイトに掲載されています。(xinhuanet 新華社通信)
中国は1970年代から鍼灸師を含む医療チームを派遣する医療支援をアフリカ各国にしてきたんですね。
当サイトでも、アフリカで鍼灸治療が行われているという記事を何度か紹介してきました。
ルワンダやアルジェリアの状況も紹介しています。
ザンビアの首都ルサカに住む43歳の女性は、結婚して19年間妊娠しなかったそうですが、どうしても子供がほしいと外科医で鍼灸師のファンさんに相談したそうです。
赤ちゃんが欲しいといっても患者の年齢や健康状態を考えると、ファンさんは最初、助けることをためらう気持ちがあったそうです。
たとえ首尾よく妊娠したとしても、超高齢出産にはさまざまな危険が伴いますから、勧められないわけですね。
でも女性の熱意は大変なもので、結局、ファンさんは2009年に鍼灸治療を始めたそうです。
すると、翌2010年には妊娠したと彼女が言いに来たそうです。
元気に生まれた娘タオンガちゃんは今年7歳になり、将来の夢を語る少女に成長しました。
タオンガちゃんが通信社の記者のインタビューに答えている部分を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆「私は中国で医学を勉強して人を救いたい。
◆また、効果を期待できる鍼灸も勉強したい」と、最近新華社通信に語った。
ザンビアでは、心臓病や糖尿病のような重い病気から軽度の痛みまで、多くの人が鍼灸治療に助けられているため、鍼灸への期待が大変高まっているそうですね。
今後もさまざまな国で鍼灸治療が広がっていくのかもしれません。
今回の記事の詳細は「新華社通信」のサイトをご参照ください。
◆xinhuanet – Feature: China’s acupuncture treatment gains popularity in Zambia
http://www.xinhuanet.com/english/2018-09/30/c_137504401.htm