コンゴ共和国に派遣された中国医療チームが行う鍼灸治療が人気を博していると、サハラ以南のアフリカをネットワークするニュースサイトが紹介しています。(Africanews アフリカニュース)
中国が最初の医療チームをアフリカに送ったのは1963年とのことだそうです。
それ以来、アフリカ45カ国に医療チームを2万回以上派遣したとのことです。
中国医療チームがこれまでに医療サービスを提供してきたのは延べ2億2千万人にのぼるそうですね。
チームが提供する医療サービスは西洋医学の治療だけでなく、中国伝統医学に基づく漢方薬、鍼灸、マッサージ、運動、食事療法などが含まれます。
なかでも鍼灸は、このチームの特徴になっているんですね。
チームに所属する医師のフアン・ユー氏は、クリニックで無料の診療を終えた後、鍼灸治療を行っていますが、患者は途切れることなくひっきりなしにやって来るそうです。
中国医療チームによる文化交流がもたらしたものについて述べた部分を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆現在、中国伝統医学の療法を受け入れるアフリカの患者は増えている。
◆これは、中国とアフリカの50年以上にわたる医療協力の新たな発展を示している。
高額な医療機器に頼らない鍼灸は、どんな環境でも実行が容易で受け入れられやすいわけですね。
当サイトでは、チュニジアに導入された中国の鍼灸医療チームの記事も紹介しています。こちらもご参照ください。
また、ケニアの鍼灸事情も紹介しています。こちらもご参照ください。
今回の記事の詳細は「アフリカニュース」のサイトに掲載されている記事をご参照ください。
◆Africanews – Acupuncture popular with Congolese patients
http://www.africanews.com/2018/08/25/acupuncture-popular-with-congolese-patients/