東洋療法学校協会の公式サイトで「東洋療法雑学事典」が更新されています。
「注射は痛いのに、鍼(はり)治療はなぜ痛くないの?」という疑問とそれに対する回答が掲載されています。
鍼灸治療を受けたことがない人にとっては、鍼はとても痛そうに感じます。
特に最近は芸能人のSNSやブログなど、インターネット上で、鍼灸治療の様子を撮影した写真がアップされていたりします。
ファンなど閲覧者の反応としても、「うわぁ痛そう」「大丈夫なのですか?」などといったコメントが寄せられます。
確かに、鍼・ハリと聞くと、非常に痛そうな印象がありますね。
痛い注射のイメージは誰しも持っていることでしょう。
しかし、注射の針の太さは、鍼灸治療で使用する鍼よりもずっと太いんですね。
数倍、あるいは10倍ぐらい違います。
ですので、鍼灸の鍼は、想像よりもずっと痛みを感じません。
さらには、鍼灸の鍼を刺す時には、刺し方や道具など、痛みを感じにくくする構造も備わっているんですね。
「東洋療法雑学事典」の中では、今回の質問の回答は次のように書かれています。
また、日本で行われる多くの鍼(はり)治療では、鍼管(しんかん)と呼ばれる特別な器具を用いる為、さらに痛みが生じにくい。
このように、そもそも太さが違うということ、そして、鍼を刺す時に「鍼管」という道具を使うため、痛みを感じにくくなるんですね。
東洋療法雑学事典では、一般の人が思われるような素朴な疑問に答えています。下記も是非ご参照ください。
⇒ 鍼(はり)を刺された時、痛みがある時とない時 なぜですか?
その他さまざまなQ&Aは東洋療法学校協会のページで紹介されていますので是非ご覧ください。
公益社団法人 東洋療法学校協会は、下記を活動目的としている団体です。
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(「東洋療法雑学事典」のページをご確認ください)
鍼灸についての基本情報をまとめた「鍼灸ファクトブック」も当サイトにはございますので是非ご覧ください。