文藝春秋社の女性誌「CREA」の公式Webサイトに「妊活に欠かせない5つの習慣」の記事が掲載されています。「体をあたためる」方法としてセルフ灸も紹介されていますね。
「妊活」という言葉が使われてから何年か経ちますが、文字通り「妊娠するための活動」ということですね。
当サイトでも著名人の「妊活」について各種ご紹介させて参りました。
⇒ 大島美幸さん出産までの妊活本出版 印税は全額寄付 鍼灸も記載
このように妊娠するための生活として、鍼灸治療は非常に期待されてきましたし、今後も活躍することでしょう。
今回のCREA WEBに掲載されている記事では、「妊活に欠かせない5つの習慣」として次のようなものが挙げられています。下記に引用します。
(1) 体をあたためる
(2) 食生活を見直す
(3) 基礎体温表をつける
(4) 定期的に婦人科へ
(5) ストレスをなくす
どれも非常に重要な印象がありますね。
この中の「(1) 体をあたためる」では、冷え対策としてお風呂や「セルフ灸」が勧められています。下記に引用します。
昔から「冷えは万病のもと」というとおり、体が冷えるとホルモンのバランスが乱れやすくなるなど、妊娠しにくい状態になりがちです。冷えない服装を心がける、お風呂にゆっくり入る、セルフお灸を試すなど、とくに下半身を温めましょう。
お灸は女性の体調管理には非常に効果的です。
ここで書かれているように、お灸は「体をあたためる」という目的においてももちろん重要です。
そしてさらには、女性の「妊娠するための体の働き」を整えるとされるツボにお灸をすることも、重要な意味を持つんですね。
代表的なツボとしては「三陰交(さんいんこう)」です。比較的有名なツボですね。
以前も逆子の記事等でご紹介させていただきましたが、婦人科の鍼灸治療でよく使われます。
⇒ 逆子の治療 お灸で治るのはなぜですか? -「東洋療法雑学事典」更新
もちろんお灸だけでなく、はり治療とセットで体のメンテナンスをしていくことが重要です。
そして食事や睡眠といった、基本的な健康管理もとても大事なんですね。ストレスも溜めるとよくありません。
これからも女性の「冷え対策」や「妊活」などに鍼灸治療が役に立っていくことと思います。
「セルフ灸」に関しては、ツボの場所を始めとしてお灸の仕方などを、専門家である鍼灸師の先生によく確認しておくといいですね。
今回の記事の詳細については、CREA WEBのサイトをご参照ください。
◆CREA WEB – 妊活は正しい生活習慣から! いつ始めるのがベストなタイミング?
http://crea.bunshun.jp/articles/-/12684