平成28年4月14日21時過ぎから熊本地方で発生している地震は、16日未明に最大震度6強の地震がありこの地震が本震であると気象庁から発表がありました。
死傷者や家屋の倒壊、火災や土砂災害などの被害が多数確認され、さらに余震はまだ断続的に発生しているようです。
電話もつながりにくくなっているようですので、地震速報や最新の状況については各種ニュースや各サイトで確認するとよろしいかと思います。
一刻も早く鎮まって欲しいですし、何か力になれないものかと思います。
このような地震・災害時には、実は鍼灸はお役に立てるケースがあるんですね。
2011年の東日本大震災の際にも、多くのボランティア鍼灸師・マッサージ師が活躍しました。
災害により交通機関が機能しなくなり、医療や薬が間に合わない時に、はり・きゅう・マッサージによる手当てが人々の助けになりうるんですね。
特に痛みの緩和は鍼灸の得意分野でもあります。
先日もアメリカのある病院にて、救命救急の分野で鍼灸が活躍しているという例をご紹介させていただきました。
また、「災害時における耳鍼」というアプローチもあるんですね。
戦場や災害時に痛みの緩和をしてくれる耳鍼は、興味深い内容です。
そして、海外では「国境なき鍼灸師団」があり、災害時に支援活動をしていることは以前にもご紹介させていただきました。
「心的外傷後ストレスに対して鍼治療が必要である」とのことです。こちらも興味深いですね。
2011年の東日本大震災での鍼灸師のボランティア活動は下記のとおりです。
⇒ 福島第一原発事故被災者の赤坂避難所での鍼灸師・マッサージ師の活躍
引き続き、地震の状況に注意してくださいませ。
災害関連の情報は「災害関連情報のページ」に随時、アップしていきますのでご参照ください。
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