「髪を乾かすついでに…1日5分、ドライヤーお灸で冷え性を解消」という記事が、女性自身のサイトに掲載されています。(女性自身 2019.11.06)
11月になり、気温も徐々に低くなってきました。
今年も猛暑や異常気象で10月ぐらいまで冷房を使用していた人も多いかと思いますが、さすがに11月になると冷えてきましたね。
ここ数年の秋は本当に短く、今年もすぐに冬に突入しそうです。
気候が寒くなってくると、冷え性でお悩みのかたにとっては、つらい時期となります。
冷えの原因はさまざまかと思いますが、体が冷えていれば、まずは温めることを考えるかと思います。
しかし、冷え性の多くは、自律神経の乱れによる体温調節機能の低下や、血流の悪さによる循環障害が関連するといわれています。
ですので、お灸によるツボへの温熱刺激によって、その乱れを改善していくという方法がとられることも多いでしょう。
灸だけでなく、鍼によるバランス改善も期待できそうです。
この記事では、お灸の代わりにドライヤーを使用して、温熱刺激を体に入れていく方法が紹介されています。
冷えに効くとされる体のツボに対して、ドライヤーを使って温めていくんですね。
そのことが書かれている部分を下記に引用させていただきます。
「漢方医学では、冷えはさまざまな病気を引き起こす前兆として非常に重視されています。漢方医学のセルフケアの中で、高い効果が得られるお灸を、手軽にできるのが“ドライヤーお灸”です。夜、お風呂から出た後、ドライヤーで髪を乾かすついでに、冷えに効く足のツボに温風をあてるだけ。体をしっかりと温めてから布団に入れば、深い眠りにつくことができますよ」
入浴のあとに、ドライヤーで髪を乾かすタイミングで、ついでにツボ刺激を加える、ということですね。
ツボについては、次のように書かれています。
やり方は簡単。冷えに効く主要の4つのツボ「足三里」「百会」「三陰交」「湧泉」を指で探しあて、ドライヤーで温めるだけ。
これらのツボは当サイトの「ツボって何?」のページでもご紹介していますのでご参照ください。
⇒ ツボって何?
「百会」は頭のてっぺんのツボです。
また、当サイトでは以前にもドライヤーによる灸をご紹介しました。その時はカゼの予防ということで取り上げました。
こちらも是非ご参照ください。
体のバランスの乱れについては、鍼でも灸でもその乱れを改善させるきっかけになるといわれています。
ですが、ドライヤーによる温熱刺激でも、冷え性の改善に役立つかもしれません。
ツボの正確な位置については、鍼灸師に確認してみるといいですね。
今回の記事の詳細は、「女性自身」のサイトをご参照ください。
◆女性自身 – 髪を乾かすついでに…1日5分、ドライヤーお灸で冷え性を解消
https://jisin.jp/life/health/1792468/