2019.04.11 女性自身
「ひざ痛に効果的と注目「お灸」で押さえたい“奇跡のツボ”」という記事が、女性自身のサイトに掲載されています。
膝の痛みは年齢を重ねてくると発生しやすい痛みのひとつです。
特に女性の場合は高齢になると「変形性膝関節症」になりやすく、膝の痛みの原因にもなりやすいといわれています。
鍼灸治療は、痛みの緩和全般が得意分野ですが、膝の痛みについても、膝周りのツボや関連する経絡上のツボによって、痛みを緩和できる可能性があるんですね。
この記事では、膝の痛み効果的とされるいくつかのツボが紹介されています。
・梁丘 (りょうきゅう) ・・・ ひざの上の外側にあるツボです。
・陰陵線 (いんりょうせん) ・・・ ひざの下の内側にあるツボです。
・三陰交 (さんいんこう) ・・・ 内くるぶしの上にあるツボです。
膝の痛みに鍼灸治療が効果的であるということを解説した部分を下記に引用させていただきます。
「痛みを感じると、その部位を守ろうとして緊張が起こり、周囲の筋肉を硬くしてしまいます。さらに、ひざの痛みが続くと、脳がその刺激を記憶して、痛みに対してより過激になってしまうことがあります。これらを解消するのに効果的なのがお灸です。即効性があり、気持ちがいいのでストレスなく継続できるお灸は、ひざ痛を和らげる選択肢としてぜひおすすめしたいですね」
そう語るのは、東京大学医学部附属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任の粕谷大智先生だ。
特にお灸は、膝周囲の緊張を緩和するのによいということなんですね。
当サイトでも膝の痛みの改善に鍼灸治療が活用される例をいくつかご紹介させていただきました。こちらも是非ご参照ください。
⇒ 「 鍼灸ニュースレター No. 6 」をリリース - 膝関節痛と鍼灸
鍼灸治療により、膝周りの緊張緩和や血流改善が、痛みの軽減につながっていくんですね。
膝周辺のツボとしては他にも、「足三里 (あしさんり)」という膝下の外側のツボが有名です。
あるいは、膝の裏側にも「委中 (いちゅう)」や「委陽 (いよう)」などのツボがあります。
膝周辺以外にも、上記でご紹介した三陰交というツボは足の冷えの改善や、婦人科疾患に効果的とされるツボです。
体全体のバランスを整えつつ、痛みの発生する部分の周囲の緊張をほぐしていくことで、症状を改善していくんですね。
今回の記事の詳細は、「女性自身」のサイトをご参照ください。
◆女性自身 – ひざ痛に効果的と注目「お灸」で押さえたい“奇跡のツボ”
https://jisin.jp/life/health/1727044/