コーヒー1杯分程度の料金で鍼灸治療が受けられるコミュニティセンターの治療室についての記事が、ニュージーランドのニュースサイトに掲載されています。(stuff スタッフ)
ケリー・ウェルズさんがコミュニティセンターの中に毎週金曜日だけ開く治療室は、11時半から3時まで、誰でも鍼灸を気軽に体験できる場所になっています。
ウェルズさんは、5年前にここで手工芸を学んでいたときに、地域の健康増進に自分も貢献したいと考え、センター内で金曜日の治療をスタートしたそうです。
部屋の中には丸く椅子を配置して、周りの人とおしゃべりしながら受けることもできる雰囲気にして、最大で1日に12人の鍼灸治療をしているそうです。
治療の必要を感じても、針(鍼)は恐いとか、1回5000円前後の費用がかかるとなると、一般の人にとって鍼灸はまだハードルが高いというのも事実です。
コミュニティセンターの中に治療室を設けた意義をウェルズさんが説明している部分を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆ここの鍼灸治療は、楽しいうえに手ごろな料金なので、わざわざだったら行かない程度の人も気軽に立ち寄ることを可能にしている、とウェルズさんは言う。
喫茶店に入るような気軽さで立ち寄れるというわけですね。
格安料金で試しに受けてみた鍼灸治療が自分の慢性痛に効いたら、感激して常連になってしまう気持ちはよくわかりますね。
当サイトでは、ニュージーランドの鍼灸を取り巻く状況を紹介する記事を紹介しています。こちらもご参照ください。
ニュージーランドでは近年、マッサージや鍼灸治療などの意識が人気になりつつあるようですね。
海外でも自然治癒力、免疫力を強化することが重要視されるようになってきているのかもしれません。
今回の記事の詳細は「スタッフ」のサイトをご参照ください。
◆stuff – Acupuncturist brings point of difference to community clinic
https://www.stuff.co.nz/nelson-mail/news/108841424/acupuncturist-brings-point-of-difference-to-community-clinic