東洋療法学校協会の公式サイトで「東洋療法雑学事典」が更新されています。
「東洋医学は脈を診(み)るようですが、小児みたいに小さい子でも診(み)れるのですか? 」という疑問とそれに対する回答が掲載されています。
東洋医学では診察方法のひとつとして脈の状態をみます。
これを脈診(みゃくしん)といいます。
ほかにも、お腹の状態をみる腹診(ふくしん)や、舌の状態をみる舌診(ぜっしん)というものがあります。
体の中の状態は、脈やお腹や舌に表れることが多いからなんですね。
そして脈診では、脈の状態をみます。
脈が強いのか弱いのか、あるいは、速いのか遅いのかを始めとして、脈の状態を確認していきます。
専門的にはさまざまな脈の確認の方法があるので、深い知識が必要になるんですね。
今回の質問では、子どもにおいてもその脈診をするのかどうか、ということですが、脈をみることはもちろん可能です。
しかしながら、3~4歳ぐらいまでは、体も手も小さいので、一般的な脈診は困難とされています。
その代わり、子どもに特化した脈の見方というものもあったりします。
昔から言い伝えられてきた、子どもに対する脈診ともいえるでしょう。
実際には脈をみるというより、特定の指の部分の、皮膚の色を確認する方法となります。
「東洋療法雑学事典」の中では、今回の質問の回答は次のように書かれています。
このように、人差し指の皮膚の状態を確認する診察法なんですね。
目で診る脈診といえるかもしれません。
小児に対する鍼灸についてはこちらもご参照ください。
⇒ 夜尿症にお灸、子供のおねしょの改善に – ジミー大西さんが語る
東洋療法雑学事典では、一般の人が思われるような素朴な疑問に答えています。下記も是非ご参照ください。
その他さまざまなQ&Aは東洋療法学校協会のページで紹介されていますので是非ご覧ください。
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