2018.01.26 Endometriosis News(子宮内膜症ニュース)
鍼灸は、生理に伴うつらい症状を緩和するという記事が、女性の健康に関連したニュースを専門に配信するアメリカのサイト「子宮内膜症ニュース」に掲載されています。
アメリカ人女性の10~15%が子宮内膜症にかかっていると推定されているそうです。
日本では、日常生活に支障をきたすほどの生理痛のある人が30%以上とも言われます。
生理痛の一因となっているのが子宮内膜症なんですね。
子宮内膜症は、周辺臓器との癒着によって痛みを引き起こし、不妊のリスクを高めるだけでなく、がん化する危険も指摘されています。
子宮内膜症は、女性の生活に与える影響がとても大きい病気なんですね。
そのため、日本でもマスコミを通じて早期受診を呼びかける活動が始まっていますが、アメリカでは専用サイトから情報提供をしています。
これまでさまざまな方法を試していろいろな失敗も経験してきた女性が、鍼灸治療に出会ってから変わったそうです。
鍼治療を受け始めて2か月という彼女の言葉を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆最初に鍼治療を受けた時は懐疑的で、今なお多くの疑問を抱き続けている。
◆でも、激しい痛みや体を包み込むような痛みが大きく改善したことには驚かされた。
◆鍼灸はすべての人に効くとは限らないが、私に効果があったのは確かだといえる。
当サイトでは以前、フランスやイギリスでもの婦人科疾患の治療に鍼灸が用いられていると紹介しました。こちらもご参照ください。
日本だけでなく世界的にも、婦人科疾患に鍼灸治療は広く使われているんですね。
今回の記事の詳細は「子宮内膜症ニュース」のサイトをご参照ください。
◆Endometriosis News – Using Acupuncture to Relieve Pain
https://endometriosisnews.com/2018/01/26/endometriosis-acupuncture-advice-cautions/