2017.12.29 SILive
鍼灸治療はこんな感じですという紹介記事が、動画とともにアメリカの地方紙のサイトに掲載されています。
ニューヨークの新聞記者が自ら鍼灸治療を受け、その様子をサイト内だけでなく、YouTubeやFacebook、インスタグラムなどで同時に公開しています。
アメリカでは、薬物中毒が急増したことへの対策として、今年から医療の一部に鍼灸が正式に取り入れられることになりました。
ただし、鍼灸については、話を聞いたことはあっても経験したことはない、という人が実際はまだまだ多いのが現実のようですね。
そこで、多くのメディアが鍼灸とはどのようなものかをあらためて取り上げて紹介しています。
鍼灸を経験したことがない人が抱く心配は共通しています。
まずは、鍼がたくさん刺さったら痛くないのか。
次に、その鍼に電気を流すこともあると聞いたときの驚きや恐怖心。
オリンピック金メダリストのマイケル・フェルプス選手の背中についていたカッピング治療の跡も、何となく心配になったものの一つのようです。
記者は中医師のウェイ・ナ・ユー博士を訪ねて伝統的な鍼灸を試しました。
そのときの様子を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆鍼は髪の毛のように非常に細いので、挿入されたときに痛みは感じない。
◆その後、何本かの鍼に電気刺激をかけましたが、これは非常にリラックスしたマッサージのようだった。
動画では最初に立て続けに質問をしていた記者が、その後気持ちよさそうに施術を受ける姿が見られます。
カッピングは動画で見ると痛そうに見えますが、実際はマッサージのようで体の緊張がほぐれたそうですね。
当サイトでは、記者の鍼灸体験やカッピングについても、これまでにいくつかご紹介させていただきました。そちらも是非ご参照ください。
今回の記事の詳細は「SILive」のサイトをご参照ください。
◆SILive – Acupuncture and the Michael Phelps cupping treatment
http://www.silive.com/entertainment/index.ssf/2017/12/silive_tries_acupuncture_and_t.html