お灸のもぐさでアレルギーは出る? -「東洋療法雑学事典」更新

東洋療法学校協会の公式サイトで「東洋療法雑学事典」が更新されています。
「お灸(きゅう)に使うもぐさでアレルギーが出ることはありますか?」という疑問とそれに対する回答が掲載されています。

お灸のもぐさでアレルギーが出るかどうかということですが、どんなものにもアレルギーの可能性はあるかと思います。

アレルギーを引き起こす元となる物質を「アレルゲン」といいますね。

食べ物であったり、薬物、ほこりなどもアレルゲンになる可能性があります。

細かく見ていけばアレルゲンは何千という種類があるといわれています。

ですので、お灸で使う「もぐさ」に、アレルギー反応で出てしまう人がいても不思議ではないんですね。

 
ただ、実際にはそのようなケースは、まれだそうです。

お灸をすることで、皮膚の温度が高くなり、痒みを覚える場合はありそうですが、それがアレルギー反応であるかどうかは調べてみないと分からないでしょう。

 
アレルギー関して言えば、逆に、鍼灸治療によってアレルギーの症状は抑えられるといわれたりもします。

以前にもご紹介させていただきましたが、こちらも併せてご参照ください。

 ⇒ アレルギー性鼻炎ガイドラインに鍼治療が掲載 – アメリカ

 ⇒ アトピーなどの皮膚疾患と鍼灸の効果について

 
アレルギーは現代病とも言えそうですが、人間の体が持っている免疫力と関係があるといわれています。

免疫のバランスがくずれてしまうと、正常な細胞を異物や敵だと見なして、過剰反応を起こしてしまうんですね。

鍼灸は、バランスが崩れた状態を整えるのが得意分野ですので、アレルギーに対してもバランス改善をしてくれるのかもしれません。

 
「東洋療法雑学事典」の中では、今回の質問の回答は次のように書かれています。

A:お灸(きゅう)をしてアレルギー反応が出たという話はあまり聞いたことがありません。ただ、鍼(はり)やお灸(きゅう)にはまだまだ未解明なことも多いのは事実です。もぐさを使用したお灸(きゅう)でアレルギー反応が出現したのであれば、鍼(はり)治療やもぐさを使用しないお灸(きゅう)をされてはいかがでしょうか。小さいカイロのような温灸(おんきゅう)など、もぐさを使用しないお灸(きゅう)もたくさんあります。

 
まだまだ解明されていないことが多い鍼灸治療ですが、アトピー性皮膚炎を始めとするアレルギー疾患にも、その効果が期待されています。

 
その他さまざまなQ&Aは東洋療法学校協会のページで紹介されていますので是非ご覧ください。

 → 東洋療法学校協会はこちら
(「東洋療法雑学事典」のページをご確認ください)

 
鍼灸についての基本情報をまとめた「鍼灸ファクトブック」も当サイトにはございますので是非ご覧ください。

 ⇒ 鍼灸ファクトブック

 
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