「東洋医学で健康キープ!鍼灸師がおすすめする免疫力アップのためのセルフケア」という記事が、オズモールのサイトに掲載されています。(OZmall 2020.5.11)
東洋医学による免疫力アップの話題はよく耳にします。
そもそも免疫力とは何なのでしょうか。
抵抗力と表現されることもありますが、病気にかからないための力・パワーと言えるかもしれません。
東洋医学では、病気になる原因として「邪気」を考えます。
外からやってくる邪気なので「外邪」といったりしますが、この邪気が体内のバランスを乱すことで病的な状態になるんですね。
東洋医学での考え方では、健康な体の状態とは、エネルギーや水分、血流がとどまることなく流れている状態とします。
体の中を流れこれらの物質は「気」「血」「津液(水)」といわれます。
健康な状態ではこれらの物質が不足することなく、流れているんですね。
外から入ってくる邪気により、この「流れ」が阻害されたり、必要な物質が損なわれたりするということです。
この記事では、外邪の侵入を防ぐために、冷やしてはいけない部分を温めたりします。
ひとつの方法として、首の後ろの「風門(ふうもん)」というツボを温めます。一部を下記に引用します。
人に悪さをするウイルスや菌などは「外邪」として解釈することができるそう。東洋医学のアプローチでは、首の後ろの「風門(ふうもん)」というツボや、手首足首などを冷やさないようにすることで、この外邪を遠ざけることができるのだとか。
当サイトでも、首の後ろを温めることでカゼや病気の予防になるという話題をいくつか取り上げてきました。そちらもあわせてご参照ください。
⇒ 自分でできるツボ療法 大椎(だいつい) -「東洋療法雑学事典」より
鍼灸治療や東洋医学が本当に免疫力をアップさせるのかどうか、ということについてはまだまだ研究段階だと思いますが、少なからず何らかのヒントがあるのではないかと思います。
今年はコロナウィルス感染症による肺炎等が、世の中の最大の関心事になっています。
病気にかからないことが第一ですが、病気になりにくい体づくりは、今後も重要なテーマになっていきますね。
体内の状態をバランスよく保つのに効果的といわれる鍼灸治療ですが、今後も人々の健康に役立っていくといいですね。
今回の記事の詳細については、オズモールのサイトをご参照ください。
◆オズモール – 東洋医学で健康キープ!鍼灸師がおすすめする免疫力アップのためのセルフケア
https://www.ozmall.co.jp/beauty/healthcare/article/23561/