東洋療法学校協会の公式サイトの「東洋療法雑学事典」をご紹介させていただきます。
今回は次のテーマについてです。
・自分でできるツボ療法-労宮(ろうきゅう)
鍼灸で使用する体のツボは数多くありますが、「労宮(ろうきゅう)」というツボも昔からよく使われてきました。
このツボは手のひらの中心部分にあるツボです。
昔から「体の疲れを取るのに役立つツボ」などといわれてきました。
また、自律神経を整えたり、リラックスできるツボとしても知られています。
この手のひらの中央のツボを、反対側の親指で押してみると、心地よい感覚が広がります。
この労宮というツボは、経絡では心包経(しんぽうけい)に属しています。
心臓と深く関連があるので、精神状態を落ち着かせることができるといわれているんですね。
そのことが書かれている部分を下記に引用させていただきます。
労宮は手のひらの中央で手を握ると中指の先端が手のひらに当たるところにあります。労宮の「労」は労働の意、「宮」は皇宮や中室、中央の意、つまり労宮とは働く手の中央にあるツボということです。このツボは心包経という経絡に属しています。心包(しんぽう)という臓腑は心の臓と一緒になって精神機能を司(つかさど)ります。
手のひらの血流が悪くなると、自律神経を緊張させたり、冷えが生じたりするかもしれません。
労宮への刺激により、緊張の緩和と、リラックス効果が期待できるんですね。
手のツボは上半身の血行状態にも関係しているので、首のこりや肩こりにも使えるツボです。
冬などの寒い季節には、ただでさえ血液循環が悪くなりますし、手や足など体の末端の血流は滞りがちになります。
そんなときには是非、労宮へのツボ押しをお試しください。
今回ご紹介した内容は、下記をご参照ください。
東洋療法雑学事典では、一般の人が思われるような素朴な疑問に答えています。下記も是非ご参照ください。
その他さまざまなQ&Aは東洋療法学校協会のページで紹介されていますので是非ご覧ください。
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