前立腺肥大症に悩む人は、漢方薬、鍼灸、サーモバランス療法で治療すれば、副作用なしで効果が得られるという記事が、アメリカの新聞社のサイトに掲載されています。(Chicago Tribune シカゴ・トリビューン)
前立腺肥大症というのは、男性の前立腺が肥大して、トイレが近くなったり尿の勢いが弱くなるという排尿症状がみられる病気です。
前立腺は加齢に伴って肥大していくそうで、50歳になると約3割、80歳では9割の人にみられるんですね。
つまり、誰にでも起きる加齢現象のひとつです。
症状は深刻とは言えなくても日常生活に影響するため、さまざまな治療法があり、アメリカでは、それぞれが大きな市場となっているそうです。
例えば、手術と薬の市場規模は、それぞれ年間数百億ドルになっているんですね。
ただし、手術や薬で治療した場合、脱力感、逆行性射精、インポテンツ、糖尿病などの深刻な副作用や合併症の可能性があるということです。
つまり、今アメリカで主流となっている前立腺肥大症の治療法は、男性の生活の質を低下させると注意を促しているんですね。
では、どうすればいいのかということで、お勧めの安全な代替療法を具体的に挙げている部分を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆ 漢方薬と鍼治療は、前立腺肥大症の患者の排尿症状を短期間に改善する。
特に鍼治療は、中等度から重度であっても、短期間に尿路症状を軽減するというウェイ・ジャン氏の論文の言葉も紹介しています。
もうひとつのサーモバランス療法というのは、布製の器具を装着して血流を改善するもので、アメリカでは10年以上前から一定の支持を得てきた治療法だそうです。
当サイトでは、尿漏れや頻尿に対する鍼灸の有効性についての論文のレビューを紹介しています。こちらもご参照ください。
今回の記事の詳細は「シカゴ・トリビューン」のサイトをご参照ください。
◆Chicago Tribune – Enlarged prostate or BPH symptoms relief with Thermobalancing therapy
https://www.chicagotribune.com/business/promotions/chi-ugc-article-enlarged-prostate-or-bph-symptoms-relief-with-2019-01-03-story.html