鍼灸治療を受ける前に知っておくべきことを詳しく書いた記事が、アメリカの環境と生活のためのニュースサイトに掲載されています。(mnn)
鍼灸は、安全な代替治療手段として世界中に広がっていますが、懐疑的な見方をする声が聞かれることがあるのも事実です
健康サイト(WebMD)の調べでは、アメリカでは300万人以上がすでに鍼灸治療を使用し、フランスでは、5人に1人が鍼灸を試しているそうです。
鍼灸治療を試す人が増えている状況を受け、鍼灸はどんなものか、どんな時に利用するべきか、安全性や有効性はどうかなど、知っておきたい点をあらためて丁寧に紹介しています。
鍼灸は安全性が強調されますが、一定の条件がある場合に問題が起きることも有りうるため、注意が必要ですね。
例をあげて説明している部分を以下に引用します。
If you have a pacemaker, acupuncture that applies electric pulses to the needles can interfere with how it functions.
要点は以下のようになります。
◆出血性疾患がある場合は、鍼から出血するかあざができる可能性があります。
◆抗凝血剤を服用している場合も同じことが言えます。
◆ペースメーカーを使用している人は、電気鍼治療によりその機能が妨げられる場合があります。
つまり、出血しやすい病気を抱えた人や血が止まりにくくなる薬を服用している人、心臓病の人などは、鍼灸治療を受けてもよいか確認する必要があるということですね。
また、妊娠中は、刺激の強過ぎる鍼灸治療は注意が必要です。
いくら安全な治療法であっても、条件によっては危険につながることも有りうる、ということですね。
当サイトでは、鍼灸がどのように体を癒すかという記事を紹介しています。こちらもご参照ください。
適切な施術をすることで、鍼灸治療は人々の体のバランスを整えてくれます。
今後もますます鍼灸を必要とする人が増えてくるかもしれませんね。
今回の記事の詳細は「mnn」のサイトをご参照ください。
◆mnn – 2018.03.20 Everything you need to know about acupuncture
https://www.mnn.com/health/fitness-well-being/stories/everything-you-need-know-about-acupuncture