2017.09.18 Daily Hampshire Gazette(デイリー・ハンプシャー・ガゼット)
手術後の痛みを鍼通電療法(電気鍼)で取り除いた例の記事がアメリカの地方紙のサイトで紹介されています。
大きな手術を受けると、数か月間痛みが続くことはよくあるようですね。
デビッド・ファーカスさん(70歳)は、人工関節を埋め込む股関節置換術後の痛みに対処するために電気鍼治療を受けたそうです。
ファーカスさんは、手術する前からズボンのすそをめくりあげては足に鍼灸治療を受けていました。
手術後は、鍼灸師のエイミー・メイガーさんによる電気鍼治療を受けましたが、特に抵抗や違和感はなかったようです。
いつもの鍼治療に電気の刺激が加わったと思ったら、それが医師から処方される鎮痛剤の代わりになったそうです。
痛みを止めるのに使われる薬は中毒性が強いため、そのリスクを免れることができたということですね。
ファーカスさんの感想を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆電気鍼治療には驚いた
◆これまでよりずっと気分がいい
電気鍼は主に痛みの管理に使用されますが、電気の強さは、流派によって40~80ボルトと異なるようです。
強さが違っても、患者が感じるのは、わずかな脈動感やピリピリする刺激だけとか。
中国の大学病院などでは、開胸手術の際の麻酔の代わりにこの電気鍼が使用されることもあるそうですね。
当サイトでは、鍼通電療法についてもいくつか紹介しました。こちらもご参照ください。
今回の記事の詳細は「デイリー・ハンプシャー・ガゼット」のサイトをご参照ください。
◆Daily Hampshire Gazette – Acupuncture with a kick: Charged needles said to pump up results
http://www.gazettenet.com/Electro-acupuncture-12346315