2017.08.22 OAKLAND PRESS(オークランド・プレス)
乳がん切除とその後の再建手術の後遺症を鍼灸で克服した女性がアメリカの地方紙のサイトで紹介されています。
乳がんといえば、女性に多いがんですが、今は手術などの治療で治る人が増えています。
とはいえ、病院で手術だけすればそれで終わりというわけではありません。
胸の再建手術では、切除した部分にシリコンなどを入れて形を整えるため、術後に胸壁がこわばるような硬直した感じや痛みを感じることが多いようです。
エレン・ギュンターさんは、術後のこわばりを和らげるため、7年前に初めて鍼灸治療を受けました。
鍼灸治療は、ギュンターさんの痛みを和らげ、身体の自然な動作の回復に役立ったそうです。
実はギュンターさんは10代のころ、カヌーの事故で脊椎を傷め、生涯にわたる背中の痛みも抱えていましたが、それも低減して、今は可動性を維持できているそうです。
どの程度回復したかについて述べている部分を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆定期的なマッサージを受けているギュンターさんは、週2回、庭で8歳の孫の面倒をみているが、元気に走り回る孫を苦もなく追いかけることができると言う。
ミシガン州のブルームフィールド周辺ではこれまで、ボーモントがんセンターをはじめ3つの医療機関で鍼灸治療が受けられましたが、この秋には4つ目の治療施設がオープンするそうです。
がん治療の後遺症にも鍼灸が積極的に用いられているんですね。
当サイトでは、乳がん手術後の痛みや各種症状の改善に鍼灸治療をするというケースをいくつかご紹介してきました。こちらもあわせてご覧ください。
手術後の違和感や痛みのコントロールには鍼灸治療が良さそうですね。
今回の記事の詳細については「オークランド・プレス」のサイトをご参照ください。
◆OAKLAND PRESS – Bloomfield woman overcomes chronic breast and back pain with acupuncture
http://www.theoaklandpress.com/health/20170822/bloomfield-woman-overcomes-chronic-breast-and-back-pain-with-acupuncture