2017.03.08 Offaly Express(オファリーエクスプレス)
少し前になりますが、2017年3月6日から1週間、アイルランドでは鍼灸週間が設けられると地方紙のサイトで紹介されました。
アイルランドでは、医師と鍼灸師の間で、必要に応じてお互いに患者を紹介し合うことが普通に行われるそうです。
つまり、医療と鍼灸がお互いに協力して補い合う関係になっているということなんですね。
そこへ、鍼灸週間が設けられて、鍼灸治療の利点を人々に伝えるよい機会となっているようです。
アイルランド鍼灸協会のエバ・ヘファナンさんが、鍼やカッピングの最近の人気について述べた言葉を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆昨年のオリンピックの競泳で金メダリストとなったマイケル・フェルプス選手は、肩や背中にカッピングの跡をつけて登場したことを思い出してほしい。
◆痛みを軽減し、使いすぎた筋肉の回復を早めるため、アイルランドでもこうした治療法を用いるスポーツ選手が増えている。
レース後、フェルプス選手はメディアに対して、カッピングの跡だと自ら説明していましたね。
アイルランドでは、以来アスリートの間でカッピングが人気となったようです。
アイルランド鍼灸協会は、有資格者500名の名簿を管理して、鍼灸師の情報を市民に提供しているそうです。
当サイトでは、鍼灸治療の一環として行われるカッピングについて紹介しています。こちらもご参照ください。
医師と鍼灸師が協力し合う医療現場があるというのは、素晴らしいことですね。
近い将来に日本でもそうなるといいですね。
今回の記事の詳細についてはオファリーエクスプレスのニュースサイトに掲載されている記事をご参照ください。
◆Offaly Express – This week is Acupuncture Awareness Week
http://www.offalyexpress.ie/news/news/238903/this-week-is-acupuncture-awareness-week.html