「妊娠中の鍼灸治療」という題で妊婦さんの体調管理に鍼灸が良いという記事が大紀元のサイトに掲載されています。
妊娠中に体調不良になった場合には、気軽に薬を飲めないということはよく知られています。
お腹の胎児に影響が出てしまう可能性があるからですね。
もちろん医師に相談の上で、胃薬その他、飲んでも大丈夫な薬はあります。
でもやはり、化学薬品という意味では、どんな薬も何らかの影響があると言えるかもしれません。
そんな時、伝統医学である鍼灸治療は力を発揮するんですね。
身体のバランスを整えるのが得意な鍼灸は、こんな妊婦さんの状況には非常に効果的だと言われています。
大紀元のサイトでは詳しく解説されています。
一部引用しますが、下記の通りです。
妊娠中の肩こり、頚腕症候群、つわり、腰痛、肋間神経痛、下肢浮腫、頭痛、倦怠感、逆子などの症例を今までに治療したことがありますが、いずれも良い効果が得られました。症状の緩和のみならず、妊娠中に継続して鍼灸治療を受けている方は安産の傾向も見られるのです。
以前もご紹介しましたが、婦人科と鍼灸治療はとても相性がいいんですね。
⇒ 鍼灸ニュースレター No.7 – 産婦人科疾患と鍼灸治療
現代医学の薬品治療ももちろん場面に応じて効果的ですが、伝統的な体に安全な治療方法も、今後ますます見直されるといいですね。
「大紀元」は2000年にニューヨークで設立された中国系の新聞メディアで、英語名はEpochTimes(エポックタイムズ)です。
中国に関連する記事が多いですが、【医学古今】というテーマで医学的な記事も数多く掲載されています。
今回ご紹介した記事は下記をご参照ください。
◆大紀元 公式サイト – 【医学古今】妊娠中の鍼灸治療
http://www.epochtimes.jp/2015/11/24846.html