2015.11.27 毎日新聞 デジタルサイト「BizBuz」
「健康寿命:高齢者にアスリート向けリハビリで成果」と題して毎日新聞デジタルサイト「BizBuz」に記事が掲載されています。
リハビリテーションは、身体機能の回復のためになされる手段です。
一般的には「障害のある人々を身体的、心理的、社会的、職業的、あるいは経済的に、各人それぞれの最大限度にまで回復させることをいう。」とされています。
そして、身体機能が低下してくる高齢者にとってもこのリハビリというものは必要なものですね。
平均寿命は高い日本でも、できるだけ日常生活に支障がない「健康寿命」というものが最近では注目されています。
今回、この「BizBuz」のサイトに、アスリート向けのリハビリテーションを高齢者にすることで回復が見られた、という内容が紹介されています。
理学療法士を始めとして、アスレチックトレーナー、そして鍼灸師などが活躍しているようですね。
一部を下記に引用します。
同施設を利用する65歳の女性は、約8年前に脚を悪くして好きなテニスができなくなっていたが、トレーニングして数カ月でボールを打ち返せるまでに回復した。「トレーニングで日常生活でも力が出るようになり、歩けなかったのが、1日30分歩けるようになった。テニスをする夢を見るほどだったので、実際にプレーするのが本当に楽しみ」と笑顔を見せた。アスレチックトレーナーの上原和浩さんは「最初は暗い表情をしていた利用者もトレーニングで達成感を得て明るい表情になります」と話した。
これからの超高齢社会において、非常に重要なテーマだと思います。
健康寿命は2013年ぐらいでは男性71歳、女性74歳だったようです。
平均寿命の延びに比べて、健康寿命の延びは少ないんだそうですね。
同じ寿命でも、できるだけ日常生活を健康に暮らせるよう、健康寿命を延ばしていきたいですね。
◆毎日新聞デジタル「BuzBiz」 – 健康寿命:高齢者にアスリート向けリハビリで成果
http://bizbuz.jp/article/20151126/20151126dog00m020001000c.html