アメリカのフィラデルフィアメディアネットワーク(Philly.com)の公式サイトに犬と鍼治療について記事が掲載されています。
Philly.comのサイトでは、次のような質問と回答が紹介されています。
Q:私が飼っている犬が関節炎で、鍼治療を続けています。鍼の効果がどのようなものなのか興味があります。
これに対する回答として、次のような内容が書かれています。
◆鍼治療は、身体上の特定の部分に細い鍼を刺す
◆中国伝統医学ではこれらのポイントは経絡として知られていて、気や生命力が流れていると考えられている
◆現代医学では、体の血管・神経や筋肉の構造としてそれらを認識している。
◆特定の点における針の挿入は、神経終末を刺激し痛みを緩和する特定の物質を放出することによって治癒を活性化し、炎症を低減させ、血流および酸素供給を改善すると言われている。
◆鍼治療は、特定の症状を治療するのではなく身体全体の治癒のために刺激をする。
◆鍼治療は、関節炎または他の変形性関節症の痛みを軽減するために使用される。
◆他にも胃腸、呼吸器や神経の障害も適用範囲としている。
◆鍼治療の訓練を受けた獣医師は、胃疾患、鼻炎や副鼻腔炎、前庭症候群、肝炎、アレルギーに対してペットに鍼治療をする。
◆ケースには鍼治療は、支援的処理であってもよい。例えば、鍼治療は、鎮痛薬の効果を高めるために役立つ。
◆任意の治療と同様に、鍼を使用する前には正確な診断が不可欠である。
以上ですが、とても興味深いですね。
アメリカでは鍼灸治療はペットに対しても積極的に行われているようですね。
今回の記事は「Philly.com」の公式サイトをご参照ください。
◆Philly.com – Acupuncture for pets: So, what’s the point?
http://www.philly.com/philly/living/pets/20151115_Acupuncture_for_pets__So__what_s_the_point_.html