2015.07.12 KSFYニュース
足底筋膜炎に鍼灸治療をすることでマラソン選手の足の痛みが改善したというトピックが、アメリカKSFYテレビで取り上げられています。
足底筋膜炎はマラソン選手などの陸上選手によくおこる、足のかかとや足の裏が痛くなる疾患ですね。
走ることによる負荷で、足の裏の筋肉が炎症を起こしてしまいます。
足底腱膜炎(そくていけんまくえん)と呼ぶ場合もあります。
炎症が進むと筋肉に断裂を起こすこともあるので痛みが強くなります。
ひどくなれば走るどころか歩くこともつらくなるわけですね。
「筋膜」というのは筋肉を包む膜で、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、例えばいわゆる一般的な腰痛を「筋・筋膜性腰痛 (きん・きんまくせいようつう)」と呼んだりもします。
そして、以前も取り上げましたが筋筋膜性腰痛には鍼灸治療が効果的であると言われています。
こちらもご覧いただければと思います。
このニュースの中では、足底筋膜炎に悩むマラソン選手のジェナさんに対し、統合医療の専門家であるウィリアムズ博士が鍼治療を実施し、痛みが消えたという内容が書かれています。
ウィリアムズ博士は頭からつま先まで、特定のポイント、つまり経絡上の経穴(ツボ)に対して針を刺しています。
この記事の中では「針は、化学物質と彼女の体の自然治癒とバランスを促進するホルモンを解放するジェナの神経系を刺激しています。」と説明されているようです。
KSFYテレビジョンはアメリカのABCニュース系列のテレビなんですね。
なので英語ですがテレビ映像も掲載されていますので是非ご覧ください。
◆KSFYニュース 足の痛みに鍼治療
http://www.ksfy.com/home/headlines/Avera-Medical-Minute-AMcK-Acupuncture-for-foot-pain-313396201.html