鍼灸に関する質問 顔への灸・通院ペース・感染 -「東洋療法雑学事典」より

東洋療法学校協会の公式サイトの「東洋療法雑学事典」をご紹介させていただきます。
今回は次のテーマについてです。

Q:顔にもお灸をするのですか?
Q:鍼灸院にはどのくらいのペースで通えばいいですか?
Q:鍼治療で感染することはないのですか?

鍼灸に関する素朴な疑問や質問についてご紹介します。

上記について順にみていきましょう。

Q:顔にもお灸をするのですか?

鍼灸治療において、顔にもお灸をするのでしょうか。

鍼灸治療では、ツボに鍼や灸をすることで体のバランスを整えていきます。

顔にもたくさんのツボがありますので、鍼や灸の施術対象にはなりますが、一般的には顔にお灸をするケースは少ないでしょう。

特に、透熱灸という「皮膚に直接的に灸をすえる」タイプの灸は、顔にしてはいけないとされています。

透熱灸は間接灸と比較すると熱刺激が強く、痕が残りやすいため、顔への灸は避けるべきでしょう。

しかしながら間接灸であれば、程よい熱刺激により血流を促進させる効果が期待できますから、治療目的により顔にすることもあるでしょう。

東洋療法雑学事典の回答としては、次のように書かれています。

A:顔にお灸をする場合もあります。痕の残らない間接灸というお灸をすることもあります。ただ、間接灸であっても全くヤケドを起こさせないわけではないので、きゅう師は十分に注意して治療を行っています。

Q:鍼灸院にはどのくらいのペースで通えばいいですか?

次に、鍼灸院に通うペースについてです。

何らかの不調があって鍼灸院に行くわけですが、症状によっては1回で改善する場合もありますし、何度か鍼灸治療を重ねるケースもあるでしょう。

また、慢性的な症状では週に1度や、月に1~2度など、ケースバイケースだと思います。

人によっては特に症状がなくても、病気の予防や体のメンテナンスとして月に1度、鍼灸院に行くということもあるんですね。

芸能人や著名人などではよく、「月に2度ほど鍼灸院に通っています」というような雑誌のインタビューやSNSでの投稿を目にします。

その人の症状や状況に応じて、頻度は変わってくるでしょう。

東洋療法雑学事典の回答としては、次のように書かれています。

A:疾患によっても異なるので、治療を受けた時に尋ねてみるのがよいでしょう。状態にもよりますが、最初はあまり日にちを置かずに治療を受ける方がよい場合もあります。その後、体調を見ながら間隔を開けて行きます。体調が良くなった後も、定期的に通う事で、健康増進にもなるでしょう。

Q:鍼治療で感染することはないのですか?

最後は、鍼治療と感染についてです。

新型コロナウイルス感染症が流行してから、感染対策ということで、感染予防のための意識が一般の人でも高まってきています。

手洗い・うがい、そしてマスクなど、人から人へ感染する感染症では注意が必要ですね。

鍼灸治療においては、血液を介して感染するB型肝炎などが、鍼灸での感染リスクとして昔からよく話題になりました。

実際には、入念に皮膚を消毒しますし、鍼は使い捨てのものを使用しますので、鍼の使いまわしなどによる、血液を介した感染症の心配はありません。

東洋療法雑学事典の回答としては、次のように書かれています。

A:感染することがないように使い捨ての鍼を使うようになってきました。また使い捨てでない鍼も、必ず滅菌しますので、道具からの感染を防げるようになりました。そして刺す前に鍼を刺す場所には必ず消毒を行ない、鍼を抜いた後にも消毒を行って感染を防いでいます。

 
東洋療法雑学事典では、一般の人が思われるような素朴な疑問に答えています。下記も是非ご参照ください。

 ⇒ 体に刺した鍼(はり)の先はどこに?

 ⇒ 鍼灸の効果はどんな症状に?

 
その他さまざまなQ&Aは東洋療法学校協会のページで紹介されていますので是非ご覧ください。

公益社団法人 東洋療法学校協会は、下記を活動目的としている団体です。

あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうに関する教育の調査研究及び教材等の開発、教員の養成・研修等を行うことによって、あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師の学校養成施設の教育の振興を図り、国民の保健衛生の向上に寄与することを目的としております。

 → 東洋療法学校協会はこちら
(「東洋療法雑学事典」のページをご確認ください)

 
鍼灸についての基本情報をまとめた「鍼灸ファクトブック」も当サイトにはございますので是非ご覧ください。

 ⇒ 鍼灸ファクトブック

 
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2022年4月3日 コメントは受け付けていません。 鍼灸