2018.01.04 hamlethub(ハムレットハブ)
中毒の克服に鍼灸がどのように働くかという記事が、アメリカ北東部のコミュニティサイトに掲載されています。
いわゆる中毒というものにはどのようなものがあるでしょうか。
中毒といってもいろいろありますね。
薬物、アルコール、たばこ、ゲーム、仕事などさまざまです。
いったん中毒になってしてしまうと、情報は遮断され、健康を保とうとする能力が抑えられて、中毒の要求だけが選択されてしまいます。
東洋医学でそうした中毒を治療する際は、体と心の浄化と、バランスを整えるアプローチから始めるそうです。
中毒になっている行動から健康的な行動への変化を助ける大事なものにルーチンがあるそうです。
安定した状態ですでにできあがっている習慣を壊していくには、毎日行う新しいルーチンが必要になるということなんですね。
たばこ中毒の人が、朝起きて最初に考えるのがたばこに手を伸ばすことなら、それを健康的な別の動作に置き換えていくということです。
歌を歌うとか、声に出して計画を言ってみるなど、前向きな行動を一貫して行うのも新しいルーチンとして役立つそうです。
実際の治療について述べている部分を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆ほとんどの患者は、鍼灸治療だけで食欲と渇望が著しく低下すると言われるが、特別なハーブと食品、運動によって治療の有効性を確実に高めることができる。
治療は求める人の個々のニーズに合わせて調整されるそうです。
必要な段階を経ていくうちに、意志の力と精神的なバランスが強化され、それが生涯続くものになっていくんですね。
当サイトでは、フィリピンで薬物依存症患者に鍼と煎じ薬が用いられているというニュースを紹介しています。こちらも是非ご参照ください。
鍼灸治療の活用のされかたや応用範囲は、想像以上に広いんですね。
今回の記事の詳細は「ハムレットハブ」のサイトをご参照ください。
◆hamlethub – Overcoming Addiction with Acupuncture and Oriental Medicine
https://news.hamlethub.com/brewster/life/6220-overcoming-addiction-with-acupuncture-and-oriental-medicine