2017.11.22 Los Angels Times(ロサンゼルスタイムズ)
サンタモニカでは鍼灸が主流になりつつあるという記事がアメリカの地方紙「ロサンゼルスタイムズ」のサイトで紹介されています。
近年アメリカでは、ヒーリングワークショップや、ヨガ・瞑想のスタジオ、トレーニングジムやマインドフルネス教室が盛況ですが、ロサンゼルス周辺はそれらの選択肢が多いそうです。
ストレス社会の癒しを求める人たちの間で、鍼灸が特に人気を博すようになってきたということなんですね。
サンタモニカで新しくオープンした鍼灸院の中医鍼灸師のユヌン・ベリスタンさんが目指すのは、アクセスしやすくなじみやすい鍼灸だと言います。
鍼灸を試したいと思っているのに、何となく威圧感がある、というのが鍼灸に対する多くの人の偽らざる気持ちだとベリスタンさんは言います。
そこでベリスタンさんは、誰でも気軽に行けるオープンさこそが大事と考えたそうです。
ベリスタンさんが実現した鍼灸院についての説明を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆大きな窓がある鍼灸院は、予約なしにやってきても治療がうけられるという招待状を掲げていることになる。
院内に入ってオープンプランを選択すると、窓際の無重力リクライニングチェアに座った姿勢で、音楽を聞きながら気軽に鍼治療が受けられるそうです。
確かに初心者は、個室のベッドで施術を受けるとなるとハードルが高い感じがしますが、これなら抵抗がなさそうですね。
当サイトでは、大統領選後のアメリカでストレス緩和の専門家の需要が急増したという記事を紹介しました。こちらもご参照ください。
⇒ 大統領選後にもたらされた社会の変化
ストレス社会の現代では、心と体のやすらぎのために、鍼灸治療が活躍の場を広げていくことになるかもしれませんね。
今回の記事の詳細は「ロサンゼルスタイムズ」のサイトをご参照ください。
◆Los Angels Times – Don’t be scared: New Santa Monica studio aims to take the fear out of acupuncture
http://www.latimes.com/health/la-he-health-20171125-story.html