2017.01.05 日本経済新聞
少し前ですが、冷え性にはいろいろなタイプがあるので、それぞれのタイプに合わせた対処が必要、という記事が日本経済新聞のサイトに掲載されました。
冷え性といえば、寒い時期に手足が冷えて寝付きも悪くなるという人は多いですよね。
また、冷え性は冬に限らず、夏の冷房などでも要注意です。
北里大学東洋医学総合研究所の漢方鍼灸治療センターを受診する患者さんには、男女とも冷え性が少なくないようです。
伊藤剛副センター長によると、冷え性は女性特有の症状ではなく、大きく分けると4つのタイプがあるそうです。
手足が冷えるのは10~20代の若い女性に多い「四肢末端型」ですが、ぽっちゃり体型で食欲があり、汗かきの中高年の女性には、内臓が冷える「内臓型」もあるそうです。
全ての冷えに共通する原因が運動不足とストレスだとか。
運動についてのアドバイスでは、歩くときのひと工夫で冷えが改善する可能性もあるそうなので、その部分を以下に引用します。
日常で歩く際にひと工夫してみよう。手の力を抜き、ぶらんぶらんと大きく振りながら大股で姿勢よく歩くのがいい。全身を使う運動で心臓の機能が強くなり、血流が改善するという。
このほか、入浴法を工夫することで冷えが改善する可能性もあるそうです。
それで効果がなくても、漢方薬、マッサージや指圧、鍼灸という選択肢もある、と聞くと心強いですね。
当サイトでは、冷え性とよもぎについて過去に紹介しました。こちらもご参照ください。
冬でも夏でも、冷え性対策にはお灸を始めとした各種対策が活躍しそうですね。
今回の記事の詳細については日本経済新聞のサイトをご参照ください。
◆日本経済新聞 – 冷え性、タイプ知り対処 末端型は食事を増やそう
http://style.nikkei.com/article/DGXKZO11335390V00C17A1NZBP01