2017.02.19 StN DE(シュトゥットガルト・ニュース)
中国伝統医学を「インチキだ」と非難する人もいる一方で、実は代替療法がトレンドになっているという記事がシュトゥットガルト・ニュース紙のサイトに掲載されています。
欧米は、鍼灸の歴史や背景が東洋とは違うためか、鍼灸がインチキ呼ばわりされることが珍しくなかったようですね。
西洋医学を学んだ医師にはなかなか理解されないことがあったというエピソードを当サイトでも以前紹介しました。こちらもご参照ください。
この記事では、これまでの医学とは根本的に異なる、中国伝統医学の考え方に基づいた病気や健康について丁寧に解説しています。
身体の状態を気の流れから説明している部分を以下に引用します。
要点は以下のようになります。
◆陰と陽のダイナミックな相互作用が重要なエネルギーである気を生成する。
◆気は、すべてのものに影響を及ぼすポテンシャルを持ち、人や自然のパワーの源となっている。
中国医学では、静脈や動脈、肺循環については触れませんが、血管をみていないわけではないとも説明します。
気血は体内の経絡を流れて、体に生命エネルギーを供給しています。
気血の流れやバランスが乱れて体調が悪くなったときは、それを整えれば、体を活性化できるということなんですね。
当サイトでは、鍼灸とはどういうものか、ツボとはどういうものかを解説しています。こちらもご参照ください。
⇒ 鍼灸とは?
⇒ ツボって何?
東洋医学でいうところの気や血は、概念としてなかなか難しいイメージがありますが、人間の体をひとつの小宇宙として見て、その働きや体内のバランスにアプローチしていくのが鍼灸治療なんですね。
今回の記事の詳細についてはシュトゥットガルト・ニュースのサイトをご参照ください。
◆StN DE – Alternative Heilmethoden Was taugt die Traditionelle Chinesische Medizin?
http://www.stuttgarter-nachrichten.de/inhalt.was-taugt-die-traditionelle-chinesische-medizin-sanft-aber-auch-wirksam.45a047e0-8869-453f-95fb-5dd84495fd47.html