東洋療法学校協会の公式サイトで「東洋療法雑学事典」が更新されています。
「治療代はどのように決められているのですか?高いように思うのですが…。」という疑問とそれに対する回答が掲載されています。
鍼灸治療の治療代は、地域によって、治療院によってさまざまですね。
治療時間にもよりますが、60分前後の施術でだいたい5,000円~6,000円程度というケースが多いかと思います。
物価や地価の高い都心部では7,000円あるいはそれ以上の料金ということもありますし、美容鍼灸などの場合は1万円あるいはそれ以上ということもあるようです。
また、一般的な鍼灸治療でも、都道府県によっては3,000円台、またはそれ以下という料金設定の治療院も数多くあります。
この、例えば5,000円の治療代を「高い」と思うかどうかは人それぞれですが、生活の中で毎週使う5,000円、と漠然と考えた場合には「高い」と感じる人は多いかもしれません。
しかしながら、その5,000円が、自分の体を健康に保つ、病気を予防する、慢性の痛みを改善する5,000円だとしたら、決して高くはないと思う人もいるでしょう。
また、ある条件が必要ですが、保険での鍼灸治療も可能です。当サイトでもご紹介しておりますのでご参照ください。
人の体や健康に関する費用というのは、本来はそれなりの額がかかるものです。
日本においては、国民全員が健康保険に加入するという制度のため、医療機関にかかり「保険適用」となるものについては小額の出費で済むことになります。
鍼灸治療を「健康維持」「病気予防」そしてその他さまざまな疾患や痛みの改善と考えた場合、非常に素晴らしい医療だと考えることができます。
すでに高齢社会に突入している日本の今後は、もっと気軽に鍼灸治療を受けられる環境ができていくといいですね。
「東洋療法雑学事典」の中では、今回の質問の回答は次のように書かれています。
「基本的には自由診療なので治療院ごとで独自に設定されています。要は飲食店の料金のようなもので、立地や治療内容によって様々です。ただ医師の同意書がある場合は保険適用となりますので、また金額は変わってきます。最近は治療院のHPなどに基本的な金額が掲載されているケースが多いので、不明な点は直接ご確認されてから受診するとよいと思います。」
その他さまざまなQ&Aは東洋療法学校協会のページで紹介されていますので是非ご覧ください。
→ 東洋療法学校協会はこちら
(「東洋療法雑学事典」のページをご確認ください)
鍼灸についての基本情報をまとめた「鍼灸ファクトブック」も当サイトにはございますので是非ご覧ください。