東洋療法学校協会の公式サイトで「東洋療法雑学事典」が更新されています。
「国家試験には実技試験もあるのですか?」という疑問とそれに対する回答が掲載されています。
はり・きゅうは国家資格ということで、毎年2月に国家試験が開催されます。
今年は2月の最終週に実施されるんですね。過去の記事も是非ご参照ください。
また、はり・きゅうの国家試験の合格率についてはこちらで取り上げています。
その国家試験ですが、厚生労働省の指導の下、公益財団法人 東洋療法研修試験財団が実施する国家試験では、「筆記試験」のみ開催されるんですね。
実技については、各養成学校にて、その技術水準に達しているかどうかを判定されることになります。
ですので、学科の勉強だけしていても実技の技術が伴っていなければ鍼灸師になることはできないんですね。
「東洋療法雑学事典」の中では、今回の質問の回答は次のように書かれています。
「A:現在、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師国家試験において、実技試験はなく筆記試験のみとなります。但し、各養成学校で、卒業実技試験として技術レベルが水準に達しているかを厳しく確認します。国家試験は学科のみだからと、学科に比重を置いて偏(かたよ)った勉強をしていると、実技試験で落第して卒業不可をなるケースもあるので気をつけて下さい。」
その他さまざまなQ&Aは東洋療法学校協会のページで紹介されていますので是非ご覧ください。
→ 東洋療法学校協会はこちら
(「東洋療法雑学事典」のページをご確認ください)
また、鍼灸についての基本情報をまとめた「鍼灸ファクトブック」も当サイトにはございますので是非ご覧ください。
◆鍼灸ファクトブック のページ
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