逆子の治し方やツボの効果についてご紹介します。
逆子(さかご)は、骨盤位(こつばんい)とも呼ばれますが、
通常、お腹の赤ちゃんは頭が下に位置するのに対して、頭が上、つまり逆になっている状態を言います。
骨盤部分が下に来ていることから骨盤位と呼ぶんですね。
この逆子の治し方の一つに、鍼灸治療があります。
特に、お灸を使う方法が、昔から逆子の治療に使われてきました。
鍼灸治療によって、妊娠27週から33週までに初診で受診した場合は、70~90%が正常に戻ったという報告もあるようです。
逆子を治すのに良く使われるツボは、「至陰(しいん)」と「三陰交(さんいんこう)」というツボです。
◆至陰(しいん) のツボ
足の小指の爪の付け根の外側にあります。
ここにお灸をすることで、逆子が元に戻る効果があるとされています。
◆三陰交(さんいんこう) のツボ
足の内くるぶしの上、指3本分のところにあるツボです。
至陰のツボと合わせて逆子の治療によく使われるツボです。
本サイトでも、逆子の治し方も含めて「産婦人科疾患と鍼灸治療」について、「鍼灸ニュースレター No.7」で取り上げていますので是非ご参照ください。