熊本地震 鍼灸関連の活動報告 第6報です。
(公社)日本鍼灸師会、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会による合同鍼灸マッサージボランテイア活動は、熊本県鍼灸マッサージ師会・福岡県鍼灸マッサージ師会を中心に全国から登録された鍼灸マッサージボランティアにより、熊本市立総合体育館、西原村、宇城市松橋を中心に避難所巡回施術を行っています。
インフラが復旧してきた地区、まだ殆ど手つかずの地区などの差が浮き彫りになり始めてきており、長く続く終わりの見えない避難所生活を送られている被災者の方々から、避難所生活をされている方々の減少とは反比例して、心身の病気とまではいえないマイナートラブルの訴えが、日に日に増してきています。
鍼灸マッサージ施術は、その施術による効果だけでなく、被災者の方々のお話を聞きながら行える点で、心を癒し体をほぐすアプローチが嬉しいと被災者の方々から喜ばれています。
現在まで延べ1,247人の被災者の方に施術を行い、延べ254人が活動に参加しました。
5月19日現在のボランティア応募者数は91人です。
ボランティアを希望する鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の方々へ
日本鍼灸師会、全日本鍼灸マッサージ師会ではボランティアを募集しており、5月19日時点で91人が登録されました。
現地では災害直後から早急に医療支援体制が確立され、各団体は有機的な医療支援の連携がなされます。被災地における社会性を考慮し、現地のニーズを把握した活動が望まれます。
現在、ボランティアの募集方法が変更となりましたので、そちらもあわせてご確認下さい。
最新情報につきましては「鍼灸net/AcuPOPJ 災害関連情報のページ」をご確認下さい。