東京五輪に向けてトップアスリートのスポーツ障害予防や早期復帰のために、筑波大は附属病院に「スポーツ医学・健康科学センター」を設置しました。鍼灸やマッサージによる競技支援体制も構築するそうですね。
Yahooニュースによると
同大はスポーツ医学と健康科学を対象とした診療システムなどを整える方針で、「トップアスリートに対する鍼灸マッサージによる競技支援として理療科教員養成施設との協力体制も構築する」としている。
とのことです。素晴らしいですね。
また、
同大によると、センターは、スポーツ外来や研究を行う「診療・研究」、メディカルチェックやスポーツ大会などを支援する「アスリートサポート」、生活習慣病対策や栄養指導を行う「健康増進」の3部門で構成。附属病院の整形外科や内科、脳神経外科、婦人科、リハビリテーション部などで診療や研究を行う。
と書かれていますね。
スポーツの分野でも鍼灸やマッサージは大活躍です。
スポーツ鍼灸については、以前のニュースレターにもございますのでご参照ください。
⇒ 鍼灸ニュースレター No.3 – スポーツと鍼灸・統合医療
トップアスリートなどへのメディカルサポートとして、鍼灸やマッサージを使用するケースは数多くあります。
というより今では「当たり前」になってきていますね。
スポーツによる故障やケガの治療はもちろんのこと、筋肉疲労の早期回復や、ケガの予防にも鍼灸治療は効果的です。
東京オリンピックでも鍼灸はますます必要とされることでしょう。
以前にも取り上げましたが、鍼灸師やマッサージ師でアスレチックトレーナーになる人も多くいらっしゃいます。
アスレチックトレーナーの中にはATの認定資格を別途取得する人もいるんですね。
鍼灸治療は最近では美容鍼灸の分野が注目されていますが、東京オリンピックに向けて、「スポーツ鍼灸」が選手を支える存在になることは間違いないでしょう。
筑波大病院のニュースについて詳しくはYahooニュース等をご参照ください。
◆Yahooニュース – 東京五輪に向けスポーツ医学センター設置-筑波大病院、診療システム構築へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000000-cbn-soci