あん摩とマッサージと指圧の違いは何ですか? -「東洋療法雑学事典」更新

東洋療法学校協会の公式サイトで「東洋療法雑学事典」が更新されています。
「Q:あん摩とマッサージと指圧の違いは何ですか?」という疑問とそれに対する回答が掲載されています。

今回は鍼灸に関する疑問ではありませんが、昔から鍼灸と馴染みの深い「あんま・マッサージ・指圧」について紹介されています。

一般的には、「あん摩」も「マッサージ」も「指圧」も、なんとなく同じようなものという認識がありますね。

手を使って皮膚に刺激を与え、ある場合は押したり、揉んだりしながら体をほぐしていくというイメージがあります。

厳密にはこの3つは異なるものなんですね。発祥の国も違うということなんです。

今回の回答としては次の通りです。

「A:あん摩もマッサージも指圧も生体反応を起こさせる刺激療法という意味では基本的な相違はあまりありません。

あん摩は衣服の上から行い、心臓から離れる方向(遠心性)に筋肉を揉(も)んだり叩いたりします。中国生まれの治療法です。

マッサージは、直接皮膚に触れながら、血流改善を目的にして心臓に向かって(求心性)なでる治療法です。フランスやスイスなどのヨーロッパで生まれました。

指圧は衣服の上から行い、筋肉などを押して離す、圧を加える方法です。日本で生まれた治療法です。」

その他さまざまなQ&Aは東洋療法学校協会のページで紹介されていますので是非ご覧ください。

 → 東洋療法学校協会はこちら
(「東洋療法雑学事典」のページをご確認ください)

 
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鍼灸についてまとめた「鍼灸ファクトブック」も合わせてご覧いただければと思います。

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