10月9日から12日まで、石川県でねんりんピックが開催されました。この大会は、60歳以上の方が各都道府県代表で参加されています。全国から選手、役員、関係者をふくめ数万人の方々が石川県に来られました。
社団法人石川県鍼灸マッサージ師会は、県単位ではなく各市町村の要請をうけて、ケアスタッフとして参加しました。金沢市からは4ヶ所のサッカー会場への依頼があり、私自身は10日と12日の二日間、2会場で治療ボランティアを行いました。
朝8時少し前にサッカー場の横にある公園で受付をし、ケアスタッフの札を首からかけ、ベットが5台用意されているテントで治療の準備をしました。8時30分から治療開始で、受付は金沢市役所職員が担当しました。治療は本人の希望を尊重しながら、鍼灸とマッサージの二つのコースで行いました。選手の皆さんは平素治療(ケア)をしている方から、初めての体験の方まで様々で、治療の場所をお聞きしますとやはり腰が中心で、膝、足首の関節と、足の筋肉等でした。
私たちは治療の前に、今は試合の前か、終了後か、または試合の間かをお聞きしながら、治療の内容も説明しながら行いました。多くの選手の皆さんは、小中学生の頃からサッカーをしており、すばらしい筋肉の方ばかりでした。私たちのテントに二日目の朝一番に治療に来られたのが、日本サッカーがオリンピックで銅メダルをとった時の得点王の釜本選手でした。体が大きく、関西弁がつよい方という印象でした。
野々市町の水泳大会の表彰式では、石川県出身でオリンピック1500メートル銀メダルの山中選手が表彰状を渡していました。治療の現場では、七尾市と小松市では市長が、野々市町では町長が来られてお礼を述べていかれました。
各市町村での参加状況
加賀市 弓道 1会場
小松市 ゲートボール 1会場
白山市 ペタンク 1会場
野々市町 水泳 1会場
金沢市 サッカー 4会場
羽咋市 剣道 1会場
七尾市 サッカー 2会場
(社)石川県鍼灸マッサージ師会
会長 林 俊秀