羽生選手は喘息に置鍼 – その効果は?

羽生選手がシールのタイプの鍼を首に貼っていることは有名ですね。

以前このサイトでもご紹介しました。

 ⇒ 「金メダリスト羽生結弦と鍼治療」アエラに掲載

このシールのタイプの鍼は「円皮鍼 (えんぴしん)」といって、直径1~2センチ程度の絆創膏の中心に非常に小さい鍼が固定されたものです。

世間では「置鍼 (ちしん、おきばり)」などと呼ばれることもあります。

このシールの鍼を体のツボに貼ることで、ツボ効果や、筋肉を和らげる効果が期待できるんですね。

スポーツの世界では多くの選手が使用しています。

羽生選手の場合は、持病の喘息に対して、競技中や競技後の息苦しさを防ぐため、あるいは、ジャンプのための筋肉をほぐすために使用しているそうです。

 
スポーツ選手に限らずとも、腰痛や肩こり、膝の痛みや、さらには不眠や消化器系を始め、婦人科系にも効果が期待できます。

全身にある体のツボに対して手軽に貼ることができるので、便利なんですね。

ただ、どのツボに貼るかなどは、専門家である鍼灸師にきちんと相談するとよいでしょう。

この円皮鍼または置鍼については、当サイトの「鍼灸ファクトブック」のページでもご紹介していますので是非ご覧ください。

◆鍼灸ファクトブック のページ
https://shinkyu-net.jp/archives/453

 
また、羽生選手の置鍼については、マイナビニュース (nikkanCare.ism)でもご紹介されていますのでご参照ください。

◆マイナビニュース 「羽生選手の鎖骨に秘密が!ツボに刺激を与える「置鍼」の効果」
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/16/490/

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