熊本地震 ボランティア募集の変更について

平成28年熊本地震災害におけるボランティアの募集の変更について

(公社)福岡県鍼灸マッサージ師会
会長 要 信義

 

 熊本地震のボランティアの募集は県内・県外のNPO団体を始めとして各業界において既に実施されて、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師向けの募集も日本鍼灸師会・全日本鍼灸マッサージ師会、それぞれの団体を通じて募集して参りました。

 5月8日時点で74名の先生方が登録され、既に現地に入って支援活動をされた先生や登録しこれから活動する先生方もおられると思います。

 さて、震災発生から半月が経過し徐々に復興されつつありますが、いまだ多くの方々が避難所生活を強いられている方々も多いのが現実です。発生時から今日まで被災県で被災者にもかかわらず(一社)熊本県鍼灸マッサージ師会会員、九州看護福祉大学の教員、卒業生の先生方が中心となり熊本市内の各避難所を巡回し献身的な災害支援活動を続けて参りました。

 しかし時間の経過と共に各地で構成された災害対策本部のコーディネーター機能が解体し各区役所に委譲されDMATも解散。それに伴い鍼灸師による市内巡回の役割もなくなり広域的な支援活動が終了しました。今後は活動拠点を縮小し曜日、時間帯を固定し熊本市中央総合体育館避難所のみの活動に限定されることになりました。

 それにより、全国からの鍼灸師・マッサージ師ボランティアの受け入れ拠点、熊本市以外の避難所の支援活動の管理を(公社)福岡県鍼灸マッサージ師会が引き継ぐことになりました。

 募集要項が若干変更されますが、それぞれの団体からの申込フォームより引き続きボランティアの募集を行います。今後長期的な支援活動が予想されます。皆様の暖かい支援をお願いするとともに少しでも早い復興がなされるようにお力をお貸し下さい。

 

支援場所:宇城市、西原村、その他
募集方法:日本鍼灸師会、全日本鍼灸マッサージ師会で行う。
     募集は月単位で行い募集期間は前月の1~15日までとする。
     (例:7月募集の場合6月1~15日までで締めきり)
     ※派遣先はご要望に添えないこともあります。ご了承下さい。
支援方法:週に1回程度。構成は最大6名。1避難所2~3名一組。
     現地集合現地解散が基本
注意事項
1.施術は鍼・マッサージのみ 厳守(刺絡、灸、徒手矯正術は禁止)
2.自己完結が出来る方のみ(熊本市内での宿泊はありません)
3.直接現地に入る方は鍼、手指消毒など衛生備品持参
4.現地コーディネーターの指示に従うこと。

 
 ⇒ 鍼灸net/AcuPOPJ 災害関連情報のページ

 
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