第10回(公社)日本鍼灸師会全国大会in岐阜 参加報告

第10回(公社)日本鍼灸師会全国大会in岐阜が、10月12・13日の2日間にわたり、岐阜市の「じゅうろくプラザ」において開催されました。

 今回は初回を除いて、初めて地域の中核都市以外での開催となりました。かつ、台風襲来と重なり、一部参加者のキャンセル等で、やや参加者が少なかったものの、懇親会後の鵜飼観覧を含めて、無事に全てのプログラムを終了することが出来ました。

 この事は、今後開催予定される都道府県師会にとって、ブロック(地区)で協力し工夫をこらせば、会員数の少ない師会でも何とかなるのではという刺激になったのではないかと拝察されます。

 拝聴できた講演の感想としましては、時節柄「地域包括ケアシステム」・「災害医療」・「ビッグデータの活用」が印象に残りました。これらの事を推進していく為には、地域における地道な活動の積み重ねの重要性と、情報発信・収集ということで鍼灸師個人の更なるIT化の必要性を痛感いたしました。まだまだメール連絡網さえ整備できない様では、いろいろな意味で、乗り遅れてしまう危惧さえ感じます。

 後1点、最近の日本鍼灸師会の動向として「法改正への課題」が活発に討議されており、出来るところから実現させていきたいという現実的かつ確実な歩みを感じました。結果は未知ではありますが、将来的に良い方向へ進んでいければと思います。

◆シンポジウムの様子
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◆公開講座 茂木健一郎先生
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