学校協会では、実技評価に取り組んでいます

社団法人東洋療法学校協会では、平成21年度より「はりきゅう実技評価委員会」を設け、ここから協会に所属している会員校に委員を派遣して、毎年8月から12月の時期を目途に学生の技能評価を実施しています。

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の免許は、それぞれに必要な知識と技能を有する者に与えられることになっています。しかし、現行の国家試験では知識を問う筆記試験のみ、技能評価については各養成校に委ねられているため、評価基準も統一されていない状況です。
現在取り組んでいる実技評価の目的は二つ挙げられます。一つ目は共通の評価基準にもとづき、第三者が個々の学生が一定水準の技能を身につけているかどうかを評価し、その信頼性を高めること、二つ目として会員校の技能教育の質を担保することです。 しかし、現状の実技評価委員会ははりきゅう実技評価を行いますが、合否の判定については、各校に委ねられています。
今後会員校以外の養成校にも拡げていきたいと考えています。

(社団法人東洋療法学校協会)