2017.11.21 DevonLive（デボンライブ）
鍼灸になじみの薄いイギリス南西部の田舎町に一人の女性鍼灸師が赴任したと紹介する記事がイギリスの地方ニュースのサイトに掲載されています。

医学の博士号を取得している鍼灸師のアリソン・セイバリーさんは、バーンステープルに新しくできた鍼灸センターに着任しました。

アリソンさんはバークシャーで鍼灸師の資格を取得し、鍼灸院を開設していましたが、アウトドアライフを楽しめるこの町に家族とともに引っ越してきたそうです。

11月19日、鍼灸センターのオープンは、この町の町長も出席して行われました。

アリソンさんは、初診の患者さんが来ると、まず舌を見て、脈を取り、さまざまな問診をしますが、その所見によってはすぐに医師への紹介状を書きます。

　
西洋医学と鍼灸の要素を組み合わせた診療をしているアリソンさんの言葉を以下に引用します。

要点は以下のようになります。

◆鍼灸は体と心の両方を扱うことができることをもっと多くの人に知ってほしい。

◆鍼灸は安全で、赤ちゃんから高齢者まであらゆる年代の人が利用できる。

◆これは従来からの医療的なアプローチを補完するもので、治療によって起きる副作用への対処でも役立つ。

この鍼灸センターを訪れるのは10代の子供からがんを患っている人までさまざまだそうです。

まだオープンしたばかりですが、地域の保健・医療を支える大事な拠点の一つとなりつつあるようです。

　
当サイトでは、アメリカ国立衛生研究所（NIH）が鍼灸の効果を認めた疾患を紹介しています。こちらもご参照ください。

　⇒ 鍼灸の効果

子供から大人まで、そして男性でも女性でも、鍼灸治療の素晴らしさは認知されつつあるようですね。

　
今回の記事の詳細は「デボンライブ」のサイトをご参照ください。

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